今日のおススメ「不格好経営」
はい、こんにちは~
ハラペコです。
あえて、URLは貼りませんが、今日たまたま読んだコラムで、
「富裕層の税金逃れが許せない」みたいな記事を読みました。
「節税」「租税回避」「脱税」の違いが多分分かっていないような表現をされていまして、大変違和感がありました笑
知識を用いて、合法の範囲で税金を低くする努力をするのは何も問題も無いし、むしろそういう努力をすべきだとすら感じます。
それなのに、そういう努力にケチをつける人は、そもそも知識が無かったり、知識を付ける努力すらしない人でしょうか。
社会人として、健全は努力は継続したいですね。
前置きが長くなりましたが、
努力!ということで、今日のおススメはこれです♪♪
あらすじとしては、
超有名コンサルティング会社として有名な、マッキンゼーでパートナー職まで昇りつめた、南場氏がITベンチャー企業を仲間と立ち上げるまでのお話です。
社長業をされている方はもちろん、これからベンチャー立ち上げに興味がある方向きの本です。
3キーワードはこちら。
その1.コンサルと経営の違い
その2.チーム力(人財)
その3.圧倒的努力
キーワードその1.コンサルと経営の違い
社会人1年目からコンサルタントして活躍し続けて来た南場氏にとって、最初で最大の関門だったかもしれません。
僕はコンサルに近い仕事もするので、この違いをよく実感します。
会社の意思決定に対してコンサルは「こうした方がいい」と言うのに対し、
経営者は「こうする」と言います。
経営にアドバイスできるんだから当然、経営の意思決定もできるだろうと考えるのは、かなり早計です。
スポーツを観戦するのが好きで知識もめっちゃあるファンが、じゃあ、プレーヤーとしてピッチに立ってみろと言われたら、多分固まります笑
物事に対し、当事者として関わるのか、周りから批判するだけの立場で関わるか、行動も思考も全く異なります。
普段の仕事においても是非、当事者意識をもって取り組んでみてください。
キーワードその2.チーム力(人財)
紆余曲折を経ながらもDeNAが立ち上げに成功し、軌道に乗ったのは、
ひとえに、立ち上げメンバーの結束力と泥臭い人の力と思います。
南場氏自身の実力ももちろん凄まじいものがありますが、
彼女と手を組もうとする、応援しようとする、周りの仲間の力が絶大でした。
マッキンゼーに勤務していた南場氏のコネが凄いのは当たり前のことだ、と吐き捨てるレビューも何人か見ましたが、ナンセンスかなと思います。
マッキンゼーで活躍し続けてツテを持ったのも彼女の努力による物だし、
肩書に関係なく、「この人と仕事したら楽しそう」と思わせてくれる「彼女自信の魅力」に超優秀な人が集まったわけですから。
やはり自分一人の力だけだと限界があります。
でも、たくさんの仲間・戦友がいれば、化学反応で予想以上の結果が得られるかもしれません。
どんな人からでも手を組んでもらえる、そんな魅力あふれるビジネスパーソンを目指したいです。
キーワードその3.圧倒的努力
本書を読んで頂けたら分かりますが、
南場氏個人の努力量はもちろん、チーム全体の熱量が想像を絶します。
「膝に負荷をかければかけるほど、高く飛び上がれる」という言葉を聞いたことがありますが、今のDeNAの業績をみれば、いかに創業チームが負荷をかけて来たか、わかる気がします。
みなさんに「こんなに努力したぞ!」という成功体験はありますか??
僕の場合は、公認会計士試験とか、大学受験とか、部活時代でしょかね。
よくわから無いけど、手放しで夢中になった!!
社会人になってから、そういう体験をできている人は少ないかと思います。
アツく人生を生きる、そんなある種の青春のような気分を味わえるかも。
不格好経営、是非読んでみてください。
今日も読んで頂き、ありがとうございました。