今日のおススメ「孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA」前編
こんにちは。
ハラペコです。
今日は大学同期の結婚式披露宴に招待されてきました。
今年と来年、同期の結婚ラッシュでして。
あいつも幸せを手に入れたか~と朗らかな気持ちになる一方で、
1人また1人と独身勢が減って行くのに対し、虚無感やらいろいろな感情に直面している今日この頃です。
さて、気を取り直して、今日もおススメしていきます笑
今日のおススメは、こちらです。
『孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA「三木雄信」』
泣く子も黙るソフトバンク孫正義氏の右腕として活躍した三木氏が、
どうやったら孫氏の仕事のスピードについて行けるようになるか考えた結果、編み出した仕事術を紹介する、いわゆるノウハウ本です。
孫氏の下で修業した三木氏はその後、独立・起業を果たし、この仕事術を活用し大きな成果を出して、ソフトバンクに限った話でないことを証明しています。
まず、タイトルからして面白いなと思いましたが、
この本、「孫社長の仕事ぶりが凄すぎます」が前提にあり、
それに食らいついて行くため、筆者が孫氏を徹底的に分析して、一つの仕事の手法として、まとめ上げたものなのです。
つまり、天才孫正義を真似しよう!というのではなく、
「やり方次第で誰でも孫氏と肩を並べて仕事できる水準」になれる可能性を示唆しているのです。
もちろん、本を読んでちょっと実践しただけではすぐ効果は現れないかもしれません。
しかし、(誰でも一度はある)仕事の効率・成果に悩んでいる方にとって、とってもヒントになる本だと思います。
ここで僕が選ぶ、3キーワードは、こちらです。
その1.The 高速PDCA
その2.人の力を借りる
その3.ソフトバンクの力の源泉
この先は長くなるので、この続きはまた明日にしたいと思います。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
今日のおススメ「神・時間術」
おはようございます。
ハラペコです。
今日もどんよりした天気が続いていますね。
せっかくの休みなのにと、残念に思う方もいるかもしれません。
僕は、暑がりなので「涼しい日が続いてラッキー」と前向きにとらえています。
何事も捉え方次第です♪♪
今日ご紹介する本はこちら。
『神・時間術「樺沢紫苑(著)」』
著者は精神科医で作家の、樺沢紫苑氏です。
脳科学や精神医療の観点から、どうやったら時間を有効的に使って、人生をより楽しく充実させることができるのか?を説いているノウハウ本といった感じです。
本書やブログを拝読した限り、樺沢氏はかなりご自身に自信をお持ちのようで、
「人生最高に楽しんでるぜ!!」というのが伝わってきて個人的には好きです笑
本書は様々はテクニックを提案していますが、ご自身で実践してみて一番いいと思ったものを継続してみるのがいいかと思います。
僕も一通りやってみましたが、「これは個人差あるな」というものも中には結構あったので笑
今回の3キーワードはこちら!
その1.集中力が高まる時間を知る
その2.読書のために
その3.運動
キーワードその1.集中力が高まる時間を知る
樺沢氏が恐らく最も大事にしている時間が「朝」と言っています。
正確には起床してから2~3時間の間は脳のパフォーマンスが最もいい「脳のゴールデンタイム」と呼ぶそうです。
7時に起きて9時に出社するとしたら、
まさに出社直後、最初にする仕事が脳みそ的には最もよく働いてくれると。
つまり、朝やる仕事こそ、一番集中力のいる仕事や、頭を使う仕事であるべきだということです。
朝一で、メールをチェックする僕からしたら、まさに寝耳に水状態でした笑
ただし、この状態であるにはもちろん、「朝きっちり目を覚ます」ことが必要になってきます。
そもそも、(いまだに)朝めちゃくちゃ弱い私は引き続き改善を図っているところです。
キーワードその2.読書のために
本書では、自己投資や読書がとても推奨されています。
これについては大賛成です。
知識をつけたり、たくさんの人の考えに触れることは、後の自分に大きくプラスになると考えています。
そして何より、知らないことを知って、新しい物の見方を手に入れたとき、大げさかもしれませんが、自分の世界が広がって行く感覚がして大変面白い!!
でも、知識を入れる(インプット)だけではなく、知識を伝えること(アウトプット)も必要だと樺沢氏は言います。
確かに、知ったことを人に伝えてみて初めて理解した・覚えた、と言えると思います。
効果的なインプット・アウトプットのために、
・毎月〇冊読むと目標や、読む時間を決める
・3つのポイントにまとめて人に話すか書く
おおむね、これらが提唱されています。
もうお分かりだと思いますが、このブログがまさにそのアウトプットです笑
読んだ本をこうやって書いたり人に話すと、どんどん「知識が自分の血肉」となっていく感覚がしていきます。
さらに、個人的にオススメなのは、読んだ内容を友達にプレゼンして、友達に読んでもらって、ディスカッションすること!!
これはとても効果的です。
記憶の定着はもちろん、自分とは違う感想を聞くことで、更に知見が広がるからです。
とても簡単です。ぜひやってみて下さい。
キーワードその3.運動
身体が資本、言わずもがなとても大事です。
樺沢氏曰く、夕方頃会社を抜けてジムに1時間ほどいって汗を流してから会社へ戻るのが、パフォーマンス上理想だそうです。
もちろんそれは会社員にとって難しいですよね笑
だからこそ、合間を見つけて休憩がてらビルの周りを散歩する、が実践可能性として一番なのかなと思います。
僕の周りも、激務な人が多いせいか、身体のことを気にしなかったり、運動をまったくやらない人が多いです。
僕は主に自宅での筋トレとロードバイクでの出社くらいですが、やはり運動しているときとそうでないときとでは仕事のパフォーマンスが大きく違う体感ががあります。
そもそも、カッコいいビジネスパーソンを目指して、腹が出てたらかっこ悪いですよね笑
運動も自己投資と思って、是非継続してみて下さい。
読んで頂き、ありがとうございました。
今日はここまで、また次回よろしくお願いします。
今日のおススメ「明日死ぬかもよ?」
こんにちはー。
ハラペコです。
雨が続いていますね。
予報によると明日も雨だとか。
土曜に雨だとか、テンション下がりますが、
そんな日は屋内で読書も悪くないですね。
そういう訳で今日もおススメをご紹介していきます。
今日はこちら。
『明日死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問「ひすいこうたろう(著)」』
ひすい氏は、作家でセラピストの方です。
こちら、オフィシャルブログサイトを貼っておきます。
ひすいこたろうオフィシャルブログ Powered by Ameba
本書は、副題通り、27個の質問形式で、死という共通のゴールに向かって、あなたはどう生きていきますか?と問うていく内容です。
ビジネス書と言うより、エッセイなので、とても読みやすく1日あれば読めるでしょう。
僕の場合は、電車で読んで、ぼろぼろ泣いてしまって向かいの人から「え、どうしたの?」って風に見られてしまったので、自宅で読むことをお勧めします笑
3キーワードはこちら。
その1.極端に考えてみる
その2.死はネガティブなものではない
その3.墓標に刻む言葉
キーワードその1.極端に考えてみる
もうこの本はタイトルからして極端ですよね。
だって、明日死ぬ、ですよ?
実際に本書を読んた、だいたいの人は明日も明後日も元気にされていると思います。
しかし、こういった「振り切った考え方」がとても効果的だと思います。
なぜなら、極端に考えてみると、思考がシンプルになるからです。
実際はあり得ないかもしれない状況を想定して思考することで、普段入ってくる余計なノイズが出てきません。
例えば、明日死ぬ前に何したい?と聞かれたとき、僕が「ウィングスーツ」と答えるとします。※実際にめっちゃやってみたいです。
このとき、
もう死ぬのに、平日会社あるから無理!とかの考えは出て来ないでしょう。だって明日死ぬのですから。
極端に考えてみることで、優先順位が高いことや今本当にすべきことがシンプルに見えてくると思います。
何か考え事をするとき、「考えなくてもいいんだけど、考えに入れてしまう条件」を排除してシンプルな思考をするために、極端に考えてみるはとても有効的です。
キーワードその2.死はネガティブなものではない
当然ですが、死にたい!と本当に思っている人なんてそうそういないと思います。
僕だってそうです。
本書での死とは「明確な締め切り」だと解釈してします。
全人類共通のゴールはもちろん、死です。
実際の自分の寿命は分かりませんが、病気しなかったらおおよそ80年でしょう。
僕の場合、あと約50年だからその期間に何がしたいだろう?何をすべきだろう?とより具体的に考えることができます。
極端に考えてみますが、自分が永遠に生きるとしたら、どう思いますか?
人生の締め切りが無いので、何をいつまでしようとかがとても考えずらくなり、その日その日を何となく暮らしてしまうのではないでしょうか。
花火ほどの刹那性とまでは言いませんが、限りある一生だからこそ、毎日毎日がより輝いていくのではないでしょうか(自分の生き方次第ですが)。
その3.墓標に刻む言葉
私見ですが、この言葉が本書を最も表すものなのかなと思います。
僕だったら、「誰よりも笑い、誰にでも笑いを与えた男、ここに眠る」にしたいです笑。
つまり、あなたの人生どんなものにしたいですか?具体的に考えよう!ということです。
カッコよくいきたい?裕福になりたい?結婚したい?
いいじゃないですか!自分が心底そう思えるのであれば。
本書を読んでみて、一番よかったのは、「あなたが望む生き方をしたらいいんだよ」と言ってもらえたようで、とても方の力が抜けたことでした。
やりたいことを考えるとき、
実際は仕事が~~家庭が~~お金が~~ と言ってしまいがちですよね。
自分が心底どうなりたい?何をしたい? と、シンプルかつ真剣に向き合わせてくれる本です。
是非読んでみてください。
今日のおススメ「地道力」
こんにちは~。
ハラペコです!今日のよろしくお願いします!
昨日見たネットニュースの記事で、「神の子」山本KID選手の訃報を知りました。
ガンだったらしいですが、40代と若すぎる死でして。格闘技ブームの火付け役を間近で見てきた、一格闘技好きとしてはなかなかショッキングでした。
僕が見ていた記事での、彼を表していた言葉は「生涯現役」。
長年のダメージの蓄積でボロボロになって行っても、引退をしなかったというそのプロ根性に胸がアツくなりました。
願わくは、僕もビジネスパーソンとして生涯、先陣切って突っ走っていきたいものです。
今日ご紹介するのは、そんなアツいアツい仕事観を持った経営者の方のお話です。
人材育成のヒントを得たい方、燃えるように仕事をしたい!と思っている方向けかと思います。
『地道力 目先の追求だけでは、成功も幸せも得られない!「國分利治(著)」』
皆さん、美容室のアースをご存じでしょうか??
※恥ずかしながら、めっちゃお洒落だったので行けませんでした笑
概要は、
株式会社アースホールディングスの祖業者で代表取締役社長の、國分氏がどんな下積みを経て、どうやって日本随一の美容室フランチャイズを成長させてきたか、経験を語った本です。
今回の3キーワードはこちら!
その1.経営者の背中
その2.フランチャイズと人材育成
その3.仕事の水準
キーワードその1.経営者の背中
國分氏は、豪邸に住み、ド派手なスーツに身をまとい、フェラーリを乗り回している、いかにもイケイケ経営者のような「役割」を演じているそうです。
普段は質素な食事しか食べないし、電車移動が多いと笑
真偽は定かではありませんが、この経営者の役割がとても重要だと思うのです。
自分がしたいから贅沢な生活をするんじゃなくて、そういう一面を見せることで、若手社員が「頑張ったらも僕もああなれる!」と夢を与えている訳です!!
新人の時、先輩の会計士が、客先にボロボロの革靴を履いてきて、「オレ、安い靴しか買わないんだよね~」と言っていてちょっと幻滅したのを思い出しました。
経営者でも無くともリーダーシップを志す者としては、人に夢を与えられるような存在になりたいものです。
キーワードその2.フランチャイズと人材育成
フランチャイズとはラーメン屋の「のれん分け」のようなシステムのことで、國分氏が美容師として独立後、店舗を全国展開するにあたって用いた手法です。
全国どの店舗でも共通のノウハウを用いて均質のサービスを提供出来たり、
グループ全体のブランド(看板)を維持できて、客が付きやすい等のメリットがあります。
詳しくは下記を参照ください♪♪
フランチャイズとは?
初心者でも5分で分かるフランチャイズの意味と仕組み
https://www.fc-hikaku.net/franchises/2129
本作で、國分氏が最も情熱をかけ、かつ最も悩ましいとしているのが、
フランチャイズオーナーの育成だと思います。
つまり、どんなに手塩にかけて育成した有望株でも、離れる人は離れていくそうです。
ここで、「この裏切り者!」と言うか、「次のステージでも活躍してくれることを期待している!」と潔く言えるかで、器が図られると思います。
正直、僕も後輩が悪びれもせず、今日で辞めます、おつかれっした~とか言われたら、流石に感情的になるかもしれませんが笑
でも、今一度「誰のための育成」か、再確認する必要があるのかなと考えています。
キーワードその3.仕事の水準
國分氏の下積み時代の仕事の熱量はそれは凄まじいものだったようでした。
まさに、いつ寝ているのです?というレベルだったようです。
僕が言いたいことは、若いうちにはやっぱりがむしゃらに頑張るべきだ!とか精神論を振りかざしている訳ではありません笑
なぜ、國分氏がそこまで頑張れたか?です。
それは彼に、〇〇歳までに、店長になる! いつまでに、独立する!という明確な目標があったからです。
そんなことは分かっているけど、目標なんかない!と言う方もいらっしゃるかもしれません。
でも目標は自分で見つける・作るものです。
そして、それは「短期的でいいし、大きくなくてもいい」と國分氏は言っています。
目標で設定自体が重要だと。
まずは、「自分のためになることとして、今月残り何をするか?」を一緒に決めませんか?
僕は本2冊を読む目標を設定しました。
あなたはどうされますか??
今日はここまで、ここまでありがとうございました。
今日のおススメ「NEW ELITE」
こんにちは~。
ハラペコです。
人と会う約束をしていたのですが、まさかの1日2件もドタキャンを頂きました笑
急遽予定が空いた場合に、 どんな生産性が高いことを出来るか!?と試されているんだなと前向きに捉えて、めげません笑
そんな訳で本日もおススメを発信します♪
働き方で、一皮向けたい人に特におススメしたいだす。
今日はこちら!
『NEW ELITE ニューエリート「ピョートル
フェリクス・グジバチ(著)」』
ピョートル氏はポーランド出身でGoogleを経て、独立起業した実業家の方です。
https://toyokeizai.net/list/author/ピョートル・フェリークス・グジバチ
本書は、日本在住17年で状況に詳しいピョートル氏が、「ゼロから1を創り出す」ことをキーワードに、これからの日本人の働き方や日本企業のあり方を提案するものです。
ポジティブな表現をすると、日本経済の伸び代を感じることができました!
一方、ちょっとネガティブな表現(ちょっと僕が凹んだので、こっちの方が本音かもですw)をしますと、よく言われる日本特有の仕事概念を丁寧な表現でボコボコにして頂いた感じです。笑
だからこそ、とても学ぶことが多くて、是非読んでいただきたい一冊に選びました!
では、3キーワードはこちらです。
その1.ゼロから1
その2.経験と直感
その3.成果主義
キーワードその1.ゼロから1
本書の中で、ピョートル氏が繰り返し使用している大事な概念です。
簡単に言えば、何も無いところから自分で新しく価値付けをする、という意味です。
何も、商品アイディアを捻り出せとか、クリエイターになれ、と言っている訳ではありません。
従来の固定概念や環境に囚われず、
自分が本当は何をしたいか真剣に向き合い、
主体的に行動に移すことだと思います。
……と言ってもなかなか実践は難しいですよね笑 だからこそ、たくさんの能動的な経験を通して身につけて行くのだと思います。
仮に勤めている会社が倒産した時、
「どこでも誰とでも何度でもやって行ける自分」になっていたとしたら、とっても心強くありませんか?
キーワードその2.経験と直感
ピョートル氏が提唱しているのは、決断を早めることと、直感に頼ることです。
直感に頼って仮に決断を誤ったとしても、次に活かせばいい!という前提があると思います。
まさに高速PDCA(後日ブログに書きたいと思います)の基本です。
他人の2倍、決断と行動が速い人は、人の2倍、経験値も多くなることになります。
まるでRPGみたいですね。
(失敗、成功含めて)たくさん経験している人の直感は、経験する前と比べて確度がはるかに高いことでしょう。
「まずやってみて、同時進行で反省と改善を繰り返す」ここ最近の僕のテーマでもあります。
考えに考えて結論を出すのもいいですが、判断の元となる経験がそもそも薄いですから………
キーワードその3.成果主義
最後に、成果主義をキーワードに挙げました。
本書で特に印象強かったのは、
会議一つとっても、「理想のコミュニケーション水準から逆算して考え、準備する」ことでした。
得たい結果・成果を考えて、その水準を達成できるように逆算して動く、これどんなシーンでも大切だと思いますし、だいたいの日本人が苦手なのでは無いでしょうか?
実際、僕も苦手意識があり修行中です。
でも、こういった行動プロセスが身に付けば格段に理想の働き方・生き方に近づくのでは無いでしょうか?
本書では、コミュニケーションの大事さもテーマとして扱っていますが、
今回はあえて、個人レベルの話にフォーカスを置いてみました。
仕事に限らず、人生楽しく生きる!ために必要なエッセンスが詰まっていると思います。
是非、手にとってみて下さい。
では、また次回!
今日のおススメ「不格好経営」
はい、こんにちは~
ハラペコです。
あえて、URLは貼りませんが、今日たまたま読んだコラムで、
「富裕層の税金逃れが許せない」みたいな記事を読みました。
「節税」「租税回避」「脱税」の違いが多分分かっていないような表現をされていまして、大変違和感がありました笑
知識を用いて、合法の範囲で税金を低くする努力をするのは何も問題も無いし、むしろそういう努力をすべきだとすら感じます。
それなのに、そういう努力にケチをつける人は、そもそも知識が無かったり、知識を付ける努力すらしない人でしょうか。
社会人として、健全は努力は継続したいですね。
前置きが長くなりましたが、
努力!ということで、今日のおススメはこれです♪♪
あらすじとしては、
超有名コンサルティング会社として有名な、マッキンゼーでパートナー職まで昇りつめた、南場氏がITベンチャー企業を仲間と立ち上げるまでのお話です。
社長業をされている方はもちろん、これからベンチャー立ち上げに興味がある方向きの本です。
3キーワードはこちら。
その1.コンサルと経営の違い
その2.チーム力(人財)
その3.圧倒的努力
キーワードその1.コンサルと経営の違い
社会人1年目からコンサルタントして活躍し続けて来た南場氏にとって、最初で最大の関門だったかもしれません。
僕はコンサルに近い仕事もするので、この違いをよく実感します。
会社の意思決定に対してコンサルは「こうした方がいい」と言うのに対し、
経営者は「こうする」と言います。
経営にアドバイスできるんだから当然、経営の意思決定もできるだろうと考えるのは、かなり早計です。
スポーツを観戦するのが好きで知識もめっちゃあるファンが、じゃあ、プレーヤーとしてピッチに立ってみろと言われたら、多分固まります笑
物事に対し、当事者として関わるのか、周りから批判するだけの立場で関わるか、行動も思考も全く異なります。
普段の仕事においても是非、当事者意識をもって取り組んでみてください。
キーワードその2.チーム力(人財)
紆余曲折を経ながらもDeNAが立ち上げに成功し、軌道に乗ったのは、
ひとえに、立ち上げメンバーの結束力と泥臭い人の力と思います。
南場氏自身の実力ももちろん凄まじいものがありますが、
彼女と手を組もうとする、応援しようとする、周りの仲間の力が絶大でした。
マッキンゼーに勤務していた南場氏のコネが凄いのは当たり前のことだ、と吐き捨てるレビューも何人か見ましたが、ナンセンスかなと思います。
マッキンゼーで活躍し続けてツテを持ったのも彼女の努力による物だし、
肩書に関係なく、「この人と仕事したら楽しそう」と思わせてくれる「彼女自信の魅力」に超優秀な人が集まったわけですから。
やはり自分一人の力だけだと限界があります。
でも、たくさんの仲間・戦友がいれば、化学反応で予想以上の結果が得られるかもしれません。
どんな人からでも手を組んでもらえる、そんな魅力あふれるビジネスパーソンを目指したいです。
キーワードその3.圧倒的努力
本書を読んで頂けたら分かりますが、
南場氏個人の努力量はもちろん、チーム全体の熱量が想像を絶します。
「膝に負荷をかければかけるほど、高く飛び上がれる」という言葉を聞いたことがありますが、今のDeNAの業績をみれば、いかに創業チームが負荷をかけて来たか、わかる気がします。
みなさんに「こんなに努力したぞ!」という成功体験はありますか??
僕の場合は、公認会計士試験とか、大学受験とか、部活時代でしょかね。
よくわから無いけど、手放しで夢中になった!!
社会人になってから、そういう体験をできている人は少ないかと思います。
アツく人生を生きる、そんなある種の青春のような気分を味わえるかも。
不格好経営、是非読んでみてください。
今日も読んで頂き、ありがとうございました。