今日のおススメ「明日死ぬかもよ?」
こんにちはー。
ハラペコです。
雨が続いていますね。
予報によると明日も雨だとか。
土曜に雨だとか、テンション下がりますが、
そんな日は屋内で読書も悪くないですね。
そういう訳で今日もおススメをご紹介していきます。
今日はこちら。
『明日死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問「ひすいこうたろう(著)」』
ひすい氏は、作家でセラピストの方です。
こちら、オフィシャルブログサイトを貼っておきます。
ひすいこたろうオフィシャルブログ Powered by Ameba
本書は、副題通り、27個の質問形式で、死という共通のゴールに向かって、あなたはどう生きていきますか?と問うていく内容です。
ビジネス書と言うより、エッセイなので、とても読みやすく1日あれば読めるでしょう。
僕の場合は、電車で読んで、ぼろぼろ泣いてしまって向かいの人から「え、どうしたの?」って風に見られてしまったので、自宅で読むことをお勧めします笑
3キーワードはこちら。
その1.極端に考えてみる
その2.死はネガティブなものではない
その3.墓標に刻む言葉
キーワードその1.極端に考えてみる
もうこの本はタイトルからして極端ですよね。
だって、明日死ぬ、ですよ?
実際に本書を読んた、だいたいの人は明日も明後日も元気にされていると思います。
しかし、こういった「振り切った考え方」がとても効果的だと思います。
なぜなら、極端に考えてみると、思考がシンプルになるからです。
実際はあり得ないかもしれない状況を想定して思考することで、普段入ってくる余計なノイズが出てきません。
例えば、明日死ぬ前に何したい?と聞かれたとき、僕が「ウィングスーツ」と答えるとします。※実際にめっちゃやってみたいです。
このとき、
もう死ぬのに、平日会社あるから無理!とかの考えは出て来ないでしょう。だって明日死ぬのですから。
極端に考えてみることで、優先順位が高いことや今本当にすべきことがシンプルに見えてくると思います。
何か考え事をするとき、「考えなくてもいいんだけど、考えに入れてしまう条件」を排除してシンプルな思考をするために、極端に考えてみるはとても有効的です。
キーワードその2.死はネガティブなものではない
当然ですが、死にたい!と本当に思っている人なんてそうそういないと思います。
僕だってそうです。
本書での死とは「明確な締め切り」だと解釈してします。
全人類共通のゴールはもちろん、死です。
実際の自分の寿命は分かりませんが、病気しなかったらおおよそ80年でしょう。
僕の場合、あと約50年だからその期間に何がしたいだろう?何をすべきだろう?とより具体的に考えることができます。
極端に考えてみますが、自分が永遠に生きるとしたら、どう思いますか?
人生の締め切りが無いので、何をいつまでしようとかがとても考えずらくなり、その日その日を何となく暮らしてしまうのではないでしょうか。
花火ほどの刹那性とまでは言いませんが、限りある一生だからこそ、毎日毎日がより輝いていくのではないでしょうか(自分の生き方次第ですが)。
その3.墓標に刻む言葉
私見ですが、この言葉が本書を最も表すものなのかなと思います。
僕だったら、「誰よりも笑い、誰にでも笑いを与えた男、ここに眠る」にしたいです笑。
つまり、あなたの人生どんなものにしたいですか?具体的に考えよう!ということです。
カッコよくいきたい?裕福になりたい?結婚したい?
いいじゃないですか!自分が心底そう思えるのであれば。
本書を読んでみて、一番よかったのは、「あなたが望む生き方をしたらいいんだよ」と言ってもらえたようで、とても方の力が抜けたことでした。
やりたいことを考えるとき、
実際は仕事が~~家庭が~~お金が~~ と言ってしまいがちですよね。
自分が心底どうなりたい?何をしたい? と、シンプルかつ真剣に向き合わせてくれる本です。
是非読んでみてください。